- HOME>
- 目頭切開
目頭切開とは

目頭切開とは、「蒙古ヒダ」(内眼角贅皮)と呼ばれる目頭に被さるように覆っている皮膚を取り除き、目頭の内側にある白目や涙丘(ピンク色の部分)を見せることで、目を横方向に大きくする手術です。目を大きく見せる効果だけでなく、離れ目の改善や、抜け感のある大人っぽい目元を作ることができます。また、二重整形(埋没法や切開法)と組み合わせることで、目元全体を大きく見せる効果も期待できます。
蒙古ヒダについて
蒙古ヒダとは
蒙古ヒダとは、目頭を覆う皮膚のひだで、東アジア人に多く見られる特徴です。一般的に日本人(東洋人)の多くは西洋の方に比べ、遺伝的に蒙古ヒダで内側が隠れている方が多いとされています。
蒙古ヒダがある状態
- 白目や涙丘が隠れる
- 目が離れて見える印象を与えることがある
- 目が小さく丸く見える
- 幼い印象を与えることがある
- 平面的な顔立ちに見え、鼻筋の通っていない印象を与えることがある
蒙古ヒダの見分け方
蒙古ヒダがあるかどうかは、目頭の部分に皮膚のひだがあり、白目や涙丘が隠れているかどうかで判断できます。目頭切開では、この部分を切開(あるいは切除)し、目の横幅を広げます。ご自身に蒙古ヒダがあるか判断が難しい場合は、眼形成外科医へのご相談をおすすめします。
目頭切開の効果
目頭切開によりこのような効果が期待できます
- 目の横幅が広がり、目が大きく見える
- 切れ長の大人っぽい印象の目元になる
- 二重整形と組み合わせることで、バランスの取れた目元を実現できる
- 離れ目の印象を改善できる
蒙古ヒダがある状態では目元が丸く可愛らしい印象となりますが、蒙古ヒダを取り除くことで切れ長の大人らしい目元へと変化します。
目頭切開はこのような方に適しています
- 蒙古ヒダが強く、目が小さく見える方
- 離れ目の印象を改善したい方
- 切れ長の目元にしたい方
- 二重整形と組み合わせて目元全体を美しくしたい方
一方、このような方には注意が必要です
- すでに涙丘が露出している方(赤みが目立つ可能性がある)
- 目と目の距離が狭い方(顔のバランスが崩れる可能性がある)
目頭切開の保険適用について
美容目的の目頭切開は自費診療となりますが、次の疾患の症状に該当する場合は保険適用となる場合があります。
逆さまつげ
逆さまつげは、まつげが眼球に向かって生えている状態です。
逆さまつげの手術適応な症状
- まつげが角膜に接触して角膜を傷つける
- 細菌感染のリスクが高まる
- 眼痛や異物感が生じる
- 視力障害を引き起こす可能性がある
医師により逆さまつげと診断された場合、保険適用で目頭切開を受けることができます。
内眼角贅皮(ないがんかくぜいひ)
内眼角贅皮(蒙古ひだ)が顕著でこのような症状がある場合には手術適応
- 視野が狭くなっている
- 逆さまつげの原因となっている
内眼角贅皮が原因で逆さまつげが生じている場合、逆さまつげの手術だけでは再発のリスクがあるため、目頭切開も併せて行うことが必要となり、保険適用となることがあります。
保険適用の判断

保険適用の判断は医師の診断により慎重に判断されます。逆さまつげや内眼角贅皮による機能的な問題がある場合は、まずは眼形成外科医の診察を受けることをおすすめします。自分が逆さまつげか分からない方は、一度ご相談ください。
目頭切開手術のリスクと注意点
- 期待通りの結果にならない可能性がある
- 左右差が生じる可能性がある
- 手術後の腫れや内出血が生じる
- 感染のリスクがある
- 傷跡が残る可能性がある
手術を検討される際は、これらのリスクを理解した上で、信頼できる医療機関で適切な診察を受けることが重要です。
東京眼科形成外科クリニックでは、患者さんお一人ひとりの顔立ちや希望に合わせた最適な手術法をご提案しています。目頭切開についてご興味がある方は、お気軽に当院までご相談ください。